さて、今週も明けようとしていますが、
明日が平日、明後日休みの飛び石連休…なので、
明日も少しお休みを頂いて、広島に行く予定。

…この時期の広島といえば、
飲兵衛的にはもう牡蠣とお酒しかないよねぇ…
という事で、その辺りを楽しんでこようかと。

昨年秋、広島は西条市の酒祭りに参加したかったのだが、
何かのイベントだか学会と重なって、ホテルが絶望的に取れなかったため、
そのリベンジを兼ねて…というのもある。

勿論レビュー用のお酒、今の時期なら新酒にも期待できるので、
幾らか買ってきますよ♪ 超楽しみ。


さて、大分間が空いてしまったが、今回から、
前回の伊勢神宮参拝~名古屋ウイスキーラバーズ参戦旅行で手に入れた、
戦利品の方をレビューしていこうかと。
第1弾はコレだ!つーかめちゃくちゃ美味だったんですよね~…


山形正宗 稲造 純米吟醸 生酒


その名の通り、山形を代表する銘柄の1つ。
醸すのは、以前紹介した「出羽桜」と同じ天童市に蔵を構える
株式会社・水戸部(みとべ)酒造さん。

最近山形酒にハマっていまして、
伊勢に行ったのに買ったのがコレという…
(というか、お土産シリーズ4本中、伊勢のお酒が1本しかない…w)

買ったのは、内宮のおはらい町にある、
冬コミ新刊でもちらっと紹介した、
「酒の店もりした」さんのアンテナショップ。(本店は鳥羽市)
https://www.morishitasaketen.com/mind.php



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外観がこちら。また何とも特徴的で攻めたラベルだこと…
「稲」と「ゾウ」で「稲造」…実に分かり易い…w
店のスタッフさんに勧められたのと、この特徴的すぎる外観で
購入を決めたのもある。しかし結果的に当たりを引いた感♪


「稲造」とは、蔵元社長さんの若い頃のあだ名にあやかって
付けられた名前なのだとか。
原料米は、何とも嬉しい、出羽燦々100%。これは期待!


という事で早速レビュー、まぁ散々美味しいって言ってるのだが…


まずは冷酒から。

香りは優しくスイート。
米の甘味、そして山形名物ラ・フランスのような、
香り高いフルーティーさもふんだんに感じられる。

このお洒落な香りから、軽めの口当たりのお酒なのか?
と思いきゃ、味はどっしりと骨太、かつジューシー。
甘味と酸味のバランスが絶妙で、これは完成度の高い味だ…
リンゴやイチゴを感じさせる、そのジューシーな味わいが、
瞬く間に口の中を支配し、幸せな気分にさせてくれる。

料理と合わせると、メロンのような甘味も加わり、
更に濃厚となりながらも、料理とお酒、互いを引き立てる味に。


続けて燗に。

加温すると、冷酒とは違い、飲む前から濃密な甘い香り。
メロン、リンゴ、イチゴのような、芳醇・リッチでジューシーな香りが
鼻孔をくすぐる。この時点でもう勝利を確信する香り。

口に含むと、イチゴ、ラズベリーを思わせる、甘酸っぱい
フルーティーさで、口の中が満たされる。
冷酒同様、濃厚な味わいだが、後味はしつこくなく、
洗練された華やかな余韻だけが、心地よく香り続ける…


これはまた非常に良いお酒に出会えたものだと…
山形酒のスペックの高さを再確認すると共に、
森下さん相変わらず良いお酒を置くなぁ…と。
定期的に通いたくなっちゃう…w


次回は広島旅行を挟んで、今回と同じ伊勢土産シリーズ紹介。
あのお酒がまたまた登場か?


味:★★★★★(華やかでフルーティー、しかし濃厚でジューシー。幸福感高し。好き。)
入手難易度:★★★★★(生はそろそろ無くなる?現在は火入れが流通模様)