クリスマスイブですが、そんなことは関係なく更新~。
恋人は酒なので!!(言ってて少し悲しい)

年内もこれ入れてあと2回の更新となりそう。
そしてまた宣伝ですが…


1週間後の、12/31(月)コミケ3日目、
東2 R-39a 「Banquet of Drinker Demon」で本出します。
A5 30ページで1冊400円。
内容は、過去の記事より厳選したお酒たち(日本酒・ウイスキー)を
より見やすく、分かりやすい形で紹介してます。
ちなみに、某スマホRPGをプレイしている方は、
ニヤニヤ出来る要素がそこかしこに…w


では宣伝はこの辺にして本題。
今回はまた、友人からお歳暮で頂いた、三重のお酒。


寒紅梅 純米吟醸原酒 Prototype M


津市、寒紅梅酒造さんのお酒。
このブログではすっかりお馴染みの銘柄。
ちなみにコミケで配布する本には、過去に紹介した
「Prototype N」を紹介してます。


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Prototype M のMだが、使用酵母である「明利系酵母」の略なのだとか。
搾り立てを瓶に直詰めする限定品!
Prototype N も相当に美味しかっただけに、期待の膨らむ一本。

ではさっそく試飲に移る…


冷酒から。
メロン、リンゴ、そして柑橘系の果実を思わせる、
さっぱりしていながら、適度に心地良い甘味と酸味が感じられる香り。

味の方も、爽やかながら、ジューシーで深みがある。
リンゴ、ブドウを思わせる、フルーティーな酸味主体の味。
舌の上で転がすうちに、ほのかな甘味も感じられるようになり、
やがて柑橘のようなしっかりした酸味が余韻として薫る。
味もしつこくなく、すいすい飲めてしまう。


続けて燗に。
香りは冷酒に比べ、酸味主体ながら、優しい甘さも感じられるものへと変化。
リンゴや杏を思わせる。

味も冷酒の時のさっぱり爽やかなテイストに比べ、
より膨らみが出て柔らかになるが、それでいて折からのジューシーさは損なわれない。
完熟したリンゴの果汁を思わせる、そんな味に仕上がっている。


これもまた冷酒、燗と飲み方を選ばない優秀なお酒だが、
時期柄か、筆者は燗の柔らかな味に惹かれてしまった。


味:★★★★(流石は寒紅梅の限定品、ツボは外さない)
入手難易度:★★★★★(基本県内流通+限定品なので、入手は難しそう?)