豪雨の次は猛暑…
ただでさえ夏は苦手なのだが、こう気候が両極端では…
明日から少し出歩くが、読者の皆様も、熱中症には本当に気を付けられますよう…

勿論お酒も購入予定なので、また良い出会いに期待である。


さて今回は、行きつけのバーのマスターに教えて貰い、
隣県まで少々遠出して、足を運んだ酒屋さんで見つけた日本酒を1本。


水芭蕉 純米吟醸


群馬県は利根群、永井酒造株式会社さんのお酒。
もう名前からして群馬全開、尾瀬のイメージである。
そういえば群馬のお酒ってあまり飲んだことなかったなぁ…

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今回紹介するのは通年商品の純米吟醸。
グレードによってラベルの色が違っており、
純米大吟醸だと、銀を基調としたより豪華な印象のラベルに。


ではでは冷酒よりレビュー。

レモンやリンゴをイメージさせる、さっぱりとした酸味漂う香りが。

一口飲む。やはり、香りの印象通りさっぱり系。
八朔やグレープフルーツといった、酸度の強い柑橘のような、
果実感あふれる酸味が、じんわりと口の中で広がっていく。
どちらかといえば辛口のお酒だが、ジューシーであり芳醇。
飲んだ後も、余韻が口の中に残る。
肉料理や、煮物など濃厚な味の料理と合わせると、
甘味が引き立たされ、これもまた奥深い。


燗にすると香りに甘さが増すが、
ベースにはレモン、柑橘系を思わせる酸の香りがしっかりと。
口当たりは、燗にしても冷酒と同じくスッキリ辛口。
米の甘味のような味が感じられるようになる一方で、
冷酒の時に特徴的だった、果実感・ジューシーさは無くなり、
やや淡白な印象に。


オススメの飲み方は冷酒だろうか。
ラベルには燗でもオススメ、と書かれているが、自分はどちらかといえば
このお酒の売りはジューシーな酸味にあると感じたので、
あまりいただけないように感じられた。


味:★★★(冷酒で、食中酒として飲むのが良いかと)
入手難易度:★★★(大手通販サイトでもよく見かけられ、入手難易度は低め?)